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LG電子の1~3月営業益 予想を大きく上回る

記事一覧 2016.04.11 17:55

【ソウル聯合ニュース】LG電子が11日に発表した1~3月期連結決算の速報値によると、本業のもうけを示す営業利益は5052億ウォン(約475億円)となり、前年同期比65.5%増加した。前四半期比では44.8%増。ウォン相場の下落や生活家電部門での好調などが寄与したもようだ。

 売上高は前年同期比4.5%減の13兆3621億ウォンとなった。前四半期比では8.2%増加した。

 LG電子が四半期の速報値による業績を発表したのは今回が初めて。LG電子関係者は「株主や投資家により迅速で効果的に経営業績の情報を伝えるため、速報値を公開した」とした上で、月末に確報値を発表すると説明した。

 業界関係者は同社の1~3月期の営業利益を4000億ウォン台の前半から半ばを予想していた。

 同社の四半期営業利益は2014年の1~3月期の4788億ウォンから4~6月期に6097億ウォンに増加したものの、7~9月期には4650億ウォン、10~12月期には2751億ウォンと減少していた。昨年も2000億から3000億ウォン台半ば程度にとどまっていた。

 予想外の好業績はサムスン電子と同様に1月から3月初めまで続いたドル高ウォン安が輸出にプラスとなったことに加え、テレビ事業を手がけるホームエンターテインメント(HE)事業本部と生活家電のホームアプライアンス&エアソリューション(H&A)事業本部が好調だったことが影響した。

 一方でスマートフォン(スマホ)事業を担当するモバイルコミュニケーションズ(MC)事業本部は赤字を計上したものとみられる。MC事業本部は昨年7~9月期と10~12月期にも赤字を記録し、不振が続いている。しかし「G5」などスマートフォン新製品が発売され、業績が反映される4~6月期には黒字に転じることが期待されている。

 自動車部品事業を手がけるビークルコンポーネンツ(VC)事業本部は前四半期に初めて営業利益を計上したが、今年1~3月期には再び赤字に転落したものとみられる。

yugiri@yna.co.kr

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