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韓国への核の傘提供 重要性を強調=次期在韓米軍司令官

記事一覧 2016.04.20 09:41

【ワシントン聯合ニュース】スカパロッティ在韓米軍司令官(韓米連合司令官兼務)の後任に指名されたビンセント・ブルックス氏が19日(米東部時間)、米国が「核の傘」を提供しなければ韓国は自らの安全保障のために独自の核武装を検討しなければならなくなるとしながら、「韓国に対する核の傘の提供は大変重要だ」と強調した。米大統領選の共和党候補指名争いで首位を走るトランプ氏が韓国と日本の独自の核武装を容認することもできるとして、核の傘の提供をやめることもあり得るという趣旨の発言をしたのに対し、遠回しに反発したものと受け止められる。

 韓国に対する核の傘の公約は、在韓米軍に戦術核兵器を配備した1978年の韓米定例安保協議(SCM)で示され、現在も維持されている。

 ブルックス氏はこの日、米上院軍事委員会の公聴会で、核の傘が提供されなければ韓国自ら核兵器開発に乗り出す動機を与えることになるかと質問され、「韓国が自らの安保を維持するため、(核武装を)検討せざるを得ないと思う」と答えた。ただ、現時点ではそうした方向に進むとみておらず、米国はなおも朝鮮半島の非核化を目指していると述べた。

 核の傘提供の公約に変化はないかとの問いに、「核の傘の提供は大変重要で、危機の際に米国が対応できるオプションの一部にならなければならない」と主張した。

 一方、在韓米軍の駐留経費負担(思いやり予算)に関しては、「韓国は在韓米軍の駐留経費を相当負担し、寄与している」と述べた。韓国が自国の安保を米軍に依存していると主張するトランプ氏の「ただ乗り論」を一蹴した発言といえる。

 ブルックス氏は米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備について、「配備されれば、韓米同盟が北朝鮮のミサイルの脅威に対処する多層的なミサイル防衛体制を構築する上で大きな寄与になる」との見解を示した。また、配備は韓米間で決定すべきことだとしながらも、中国の懸念に対し、意思疎通を通じ十分説明していく考えを明らかにした。

 朝鮮半島への戦略装備配備の方向に関しては、引き続き在韓米軍の一部の部隊を循環配備しながら高水準の準備態勢を維持するとした。情報と偵察装備を配備し、統合的かつ多層的なミサイル防衛体制を構築するよう努めると説明した。

 また、北朝鮮の挑発、威嚇行為を取り上げ、「金正恩(キム・ジョンウン)政権が進む方向、それが抑制されない状況を深刻に受け止めている」としながら、韓国と共に万全の態勢を整えるとした。

mgk1202@yna.co.kr

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