[インタビュー]大ヒットドラマ「太陽の末裔」に主演したソン・ヘギョ
[インタビュー]大ヒットドラマ「太陽の末裔」に主演したソン・ヘギョ

ソウルで開かれたKBS第2ドラマ「太陽の後裔(こうえい)」(原題)の制作発表会に出席した女優のソン・ヘギョと俳優のソン・ジュンギ=2016年2月22日、ソウル(聯合ニュース)
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【ソウル聯合ニュース】韓国の大ヒットドラマ「太陽の末裔(まつえい)」(原題)でヒロインを演じた女優のソン・ヘギョが20日、ソウル市内のホテルで開かれた記者懇談会に出席し、作品への思いや撮影時の様子を語った。

女優ソン・へギョと俳優ソン・ジュンギが1日午後にソウル市江南区で行われたドラマ「太陽の末裔(まつえい)」(原題)関係者による食事会に出席した。食事会は主役を務めるソン・ジュンギが共演者やスタッフを招待したとされる=2016年4月1日、ソウル(聯合ニュース)
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同作は中央アジアの架空の国「ウルク」を舞台に、他人のために献身する陸軍特殊戦司令部大尉のユ・シジン(ソン・ジュンギ)と医師カン・モヨン(ソン・へギョ)を通じ、人生の価値とは何かを問うヒューマンドラマ。

韓国・KBSで放送中のドラマ「太陽の末裔(まつえい)」のロケが行われた江原道太白市が、ドラマの大ヒットに伴い観光名所として浮上している(太白市提供)=22日、太白(聯合ニュース)
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制作費130億ウォン(約12億4000万円)規模の大作で、放送前に撮影と編集を終えた。KBS第2で2月24日に放送が始まり、全国の視聴率が翌週の第3話で20%を、第9話で30%を超えた。14日に放送された最終回は自己最高の38.8%を記録。近年、地上波放送局のドラマ視聴率が低迷する中、40%に迫る高視聴率で幕を閉じた。
ソン・ヘギョは「さばさばした性格のカン・モヨンのおかげで楽しみながら演技をした」と振り返った。

≪6月末完成目標≫ 新たな韓流ブームを巻き起こした韓国ドラマ「太陽の末裔(まつえい)」(原題、全16話)の撮影が行われた江原道太白市の旧韓宝炭鉱一帯のセットが復元される。これを機に観光客誘致に弾みがつくとみられる。 太白市によると、江原道とKBS、ドラマ制作会社が18日にセット復元に関する最終会議を行い、6月末を目標に復元することで合意した。 太白市は今週中にKBS側との協議を経て、具体的な着工の時期を決定する予定だ。 (2016年4月20日、聯合ニュース) (END)
また、「ユ・シジンのようなハンサムだが危険な職業の男性と交際できるか」との質問には「愛の力で克服できるよう、男性が信じさせてくれれば交際できる」と答えた。

≪首都圏とソウルは40%超える≫ 大ヒットドラマ「太陽の末裔(まつえい)」(原題)の最終回が14日に放送され、全国視聴率38.8%で幕を閉じた。視聴率調査会社ニールセン・コリアの調べで分かった。 首都圏の視聴率は41.6%、ソウルは44.2%で、いずれも高視聴率を記録した。 2012年に放送されたドラマ「太陽を抱く月」の最終回の全国視聴率42.2%には及ばなかった。 (2016年4月15日、聯合ニュース) (END)
以下は一問一答。
――同ドラマで大ブレイクした俳優ソン・ジュンギと共演した感想は。
「ソンさんはこのドラマに出演したことで、大勢の女性ファンができたと思う。初めて台本を読んだとき、内容も面白かったが、この作品は男性主人公がうまく演じてこそ成功し、それが重要な部分だと思った。ソンさんは見事にその大役を果たし、魅力的だった。共演した私もときめくほどの演技を見せてくれたので、ドラマが反響を呼んだと思う」
――たびたび交際説が流れるほどロマンチックなカップルを演じたが。
「私だけの力ではなく、共演者との息が合っていたのでうまく描かれた。制作陣が熱心に撮影してくれたおかげだ」
――先ごろ、日本の戦犯企業からのCM出演のオファーを断り話題を集めたが。
「どのようにして報道されたのかは分からないが、記事が多く書かれ驚いた。私だけでなく、同じ状況になれば誰でもそのような選択をしたと思う。小さい頃、海外旅行で博物館に行くと日本語や中国語、英語の案内書はあったが韓国語版はなかった。誠信女子大の徐ギョン徳(ソ・ギョンドク)教授(韓国広報専門家)と偶然知り合いになり、韓国文化の大切さを知らせる活動があることを知った。まだ分からないことも多く、学ぶべきことも多い。誰がなんと言おうと自分が正しいと思うことは進めていきたい」

≪中国動画サイト大手「愛奇芸」≫ 韓国の人気ドラマ「太陽の末裔(まつえい)」(原題)が、中国の動画サイトで再生回数20億回を突破した。 中国動画サイト大手「愛奇芸」で韓国での放送と同じ時間に配信されている「太陽の末裔」は6日現在、1話当たりの再生回数が1億回以上を記録し、累計再生回数は20億回を超えた。 主役を演じる俳優ソン・ジュンギと女優ソン・ヘギョは中国メディアのアーティストランキングでともに上位に入った。 (2016年4月6日、聯合ニュース) (END)
――カン・モヨンというキャラクターにどのようにアプローチしたか。
「脚本を担当したキム・ウンスクさんも、これまで手掛けた作品のうち、カン・モヨンのように自分の意見をはっきりと言う女性主人公はいなかったと話していた。最初の打ち合わせが行われる前の台本の中のカン・モヨンは立体的ではなかった。キムさんが私と直接会い、私の明るい面を反映させてくれた」

≪全国視聴率は27.4%≫ 俳優のソン・ジュンギと女優のソン・ヘギョが主演するKBS第2ドラマ「太陽の後裔(こうえい)」(原題)第5話のソウルでの視聴率が30%を超えた。 視聴率調査会社ニールセン・コリアによると、9日に放送された第5話のソウルでの視聴率は31.2%、全国での視聴率は27.4%を記録した。 2014年に放送された話題作「星から来たあなた」の最高視聴率28%を上回った。 放送業界では、12年に視聴率42%で放送が終了した「太陽を抱く月」の記録も超えるかどうかに関心が集まっている。 (2016年3月10日、聯合ニュース) (END)
――特にときめいたシーンがあったか。
「撮影のときは演技に神経を使い、感情の動きをつかまなければならない。瞬時に演技に集中し、各シーンを演じたので撮影時にはよく分からなかった。毎週、女性視聴者と同じようにカン・モヨンに感情移入しながら放送を見た。最もときめいたせりふは『謝りましょうか?告白しましょうか?』だった。演技もよかったし、声もよかった。ウルクで地震が発生したとき、ヘリコプターから降りてカン・モヨンを探すユ・シジンのまなざしも記憶に残る」
hjc@yna.co.kr