離任控えた韓米連合司令官 同盟による警戒維持を強調
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2016.04.25 14:39
【ソウル聯合ニュース】離任を控えたスカパロッティ在韓米軍司令官(韓米連合司令官兼務)は25日、ソウル市内の合同参謀本部で開かれた自身の歓送行事で北朝鮮の核・ミサイルの脅威が高まっているとしながら、韓米同盟による警戒態勢が維持されなければならないとの考えを示した。
スカパロッティ氏は「韓米の戦力がこれまで共に発展させてきた作戦計画と訓練の成果は韓米同盟が最も強力な同盟であることを示すものだ」として、韓米同盟の重要性を強調した。
スカパロッティ氏は近く開かれる離任式で韓米軍司令官(韓米連合司令官兼務)のポストをビンセント・ブルックス氏に引つ継ぎ、NATO(北大西洋条約機構)軍司令官として赴任する。
スカパロッティ氏は2013年10月に韓米軍司令官に就任。14年6月には米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」を在韓米軍に配備する必要性を公の場で提起した。
今年初めに北朝鮮が4回目の核実験を強行した直後には、韓国政府にTHAAD配備をめぐる協議を正式に要請するなど、THAADの韓国配備に関する議論を主導した。
sjp@yna.co.kr