競泳の朴泰桓 国際仲裁を経て五輪出場可能か
競泳の朴泰桓 国際仲裁を経て五輪出場可能か

韓国の北京五輪競泳400メートル自由形金メダリスト、朴泰桓(パク・テファン)が光州で行われた東亜水泳大会の100メートル自由形で優勝した。ドーピング(禁止薬物使用)違反で国際水泳連盟(FINA)から先月まで1年6カ月の選手資格停止処分を受けた朴は復帰戦となる今大会で、出場4種目全てで優勝した=28日、光州(聯合ニュース)
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韓国の北京五輪競泳400メートル自由形金メダリスト、朴泰桓(パク・テファン)が27日、韓国南西部・光州市で行われた東亜水泳大会の400メートル自由形決勝1組で今シーズンの世界ランキング4位となる3分44秒26をマーク。約18カ月ぶりの復帰戦で健在ぶりをアピールした。写真はレース後に報道陣に囲まれる朴=27日、光州(聯合ニュース)
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韓国の北京五輪競泳400メートル自由形金メダリスト、朴泰桓(パク・テファン)が27日、韓国南西部・光州市で行われた東亜水泳大会の400メートル自由形決勝1組で今シーズンの世界ランキング4位となる3分44秒26をマークした。朴は「チャンスを与えてくれるなら、五輪で自信がある」とコメントした。=27日、光州(聯合ニュース)
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韓国の北京五輪競泳400メートル自由形金メダリスト、朴泰桓(パク・テファン)が27日、韓国南西部・光州市で行われた東亜水泳大会の400メートル自由形決勝1組で今シーズンの世界ランキング4位となる3分44秒26をマークした。約18カ月ぶりの復帰戦で健在ぶりをアピールしたものの、ドーピング(禁止薬物使用)違反による処分で韓国代表に選ばれることはない=27日、光州(聯合ニュース)
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【ソウル聯合ニュース】韓国の北京五輪競泳400メートル自由形金メダリスト、朴泰桓(パク・テファン)が、スポーツ仲裁裁判所(CAS)の裁定により8月のリオデジャネイロ五輪に出場できる可能性があるとの見方が出た。韓国の法律事務所「広場」の林成雨(イム・ソンウ)弁護士が4日、聯合ニュースとのインタビューで言及した。

≪12月まで滞在≫ ドーピング(禁止薬物使用)違反で国際水泳連盟(FINA)から1年6カ月の選手資格停止処分を受けた朴泰桓(パク・テファン)が日本でトレーニングを行う。 マネジメント会社によると、朴は21日にマネジャー、トレーナーと共に東京に向け出国した。 朴は法政大で24日から12月までの3カ月間、同大水泳部と一緒に練習に励む計画だ。 韓国・檀国大大学院に在籍中の朴は、大学間の縁で法政大での交換学生プログラムを履修することになり、法政大でのトレーニングが可能になった。 (2015年9月22日、聯合ニュース) (END)
朴はドーピング(禁止薬物使用)違反で国際水泳連盟(FINA)から1年6カ月の選手資格停止処分を受けた。処分は今年3月2日に終わったが、大韓体育会は処分終了後3年間は国家代表になれないと定めている。

≪リオ五輪出場の可能性は残る≫ 仁川アジア大会開幕直前の昨年9月に国際水泳連盟(FINA)が実施したドーピング検査で陽性反応が出た北京五輪競泳男子400メートル自由形の金メダリスト、韓国の朴泰桓(パク・テファン、25)が、FINAから18カ月の資格停止処分を受けた。資格停止は2016年3月2日まで。来年8月に開催されるリオデジャネイロ五輪に出場できる可能性は残された。 FINAは本部を置くスイス・ローザンヌで23日(現地時間)、朴を出席させ聴聞会を開いた後、資格停止処分をホームページで発表した。資格停止は朴の尿のサンプルを採取した昨年9月3日から18カ月間。 聴聞会は予定の2時間を大幅に上回る4時間近くにわたった。聴聞会に出席した大韓水泳連盟のイ・ギホン会長は「(FINA)委員らの質問に対し、準備した資料に基づいて詳細に答えた。薬物投与の故意性が争点だった」と話した。 FINAは資格停止とともに、朴が昨年9月3日以降に獲得したメダルや賞、賞金などをすべて没収することも決めた。朴は昨秋の仁川アジア大会で銀1個、銅5個のメダルを獲得した。 朴の資格停止はリオ五輪前に解かれるが、五輪の舞台で名誉回復に挑むには、大韓体育会の国家代表選抜の規定など、さまざまな障壁がある。 (2015年3月24日、聯合ニュース) (END)
国際仲裁に詳しい林氏は「世界アンチ・ドーピング機関(WADA)の規程に基づき、朴はCASに仲裁を求めることができ、大韓体育会はその裁定に応じる義務がある」と指摘。CASの裁定を受け入れない場合、国際的な非難を受けることになるとした。

≪来月27日スイスで≫ 北京五輪競泳の金メダリスト、朴泰桓(パク・テファン、25)がドーピング検査で陽性反応を示したことに関連し、大韓水泳連盟は28日、国際水泳連盟(FINA)から2月27日午前8時半(現地時間)にスイス・ローザンヌで朴に関する聴聞会を開催するという内容の電子メールが送られて来たと明らかにした。 朴は弁護人と共に聴聞会に出席し、今回の件について経緯を説明し、故意性はなかったことを訴える予定だ。 朴は仁川アジア大会開幕前の昨年9月初めに受けたFINAのドーピング検査の結果、禁止薬物の一種、テストステロンの成分が検出された。 (2015年1月28日、聯合ニュース) (END)
林氏はまた、「大韓体育会がWADAの処分とは別に国内で懲戒処分にしたのは、国際基準に背く明白な二重処罰だ」と述べた。大韓体育会の懲戒処分が無効の裁定を受ける蓋然性は高く、朴の国家代表資格を制約するのは誤りだとした。

≪五輪2連覇の期待高まる≫ 米カリフォルニア州サンタクララで開催された競泳のサンタクララ国際大会で北京五輪金メダリストの朴泰桓(パク・テファン)が4冠を達成した。2カ月後のロンドン五輪開幕前の最後となる大会で好成績を残し、五輪2連覇に向けて期待が高まる。 大会第3日は2日、男子200メートル自由形の決勝が行われ朴が1分46秒88のタイムで優勝した。朴は大会初日の男子800メートル自由形に続き、100メートルと400メートル自由形でも金メダルを獲得しており、4冠を達成した。 ロンドン五輪を前に実践感覚を磨き、コンディションを最終チェックするため今大会に出場した朴は、予想を上回る好成績を重ね、五輪2連覇達成に大きく近付いた。 朴はインタビューに対し、五輪に向け大きな自信になったと話した。また、昨年よりスタートは向上したもののターンは不十分だとして、残りの期間で調整すると話した。 マイケル・ボール・コーチも「非常に良かった」と話し、ロンドンでは厳しい試合になると予想されるため、勝利に向け勢いづいたと評価した。 朴は大会終了後はオーストラリアとフランスでのトレーニングを経て、ロンドン入りする計画。 (2012年6月4日、聯合ニュース) (END)
大韓体育会は強硬姿勢を崩しておらず、朴の五輪出場の鍵はCASの裁定と韓国内での世論が握ることになる。
朴は先月下旬にリオ五輪の代表選抜大会を兼ねた国内大会で、出場した4種目すべてで優勝している。今月2日の記者会見では、「もう一度機会を与えてほしい」と大韓体育会に訴えた。
世論は朴の支持へと傾き始めているようだ。世論調査会社のリアルメーターが2日に全国の成人503人を対象にした調査で、「朴の五輪出場に賛成する」との意見が70.9%を占めた。
mgk1202@yna.co.kr