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金第1書記の南北軍事会談提案 韓国軍は冷めた反応

記事一覧 2016.05.09 11:54

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が南北軍事会談の開催を提案したことに対し、韓国側は冷めた反応を示している。軍関係者は9日、「核兵器開発の意志を再三示しながら軍事会談の開催を主張するのは、誠意があると見なし難い」とし、「北が挑発を中断し非核化を行動で示さなければならない」と述べた。

 金第1書記は36年ぶりの朝鮮労働党大会で6、7日の2日間にわたり事業総括報告を行い、「われわれは朝鮮半島の平和と統一のためにまず北南軍事当局間の対話と交渉が必要だと認める。軍事当局間の会談が開催されれば、軍事境界線一帯での衝突の危険を取り除き、緊張状態を緩和し、相互の関心事項について包括的に協議し解決していくことができる」と述べた。

 しかし、韓国は北朝鮮の提案が、南北軍事境界線(MDL)一帯で韓国軍が実施している拡声器を使った北朝鮮向け宣伝放送の中断を狙ったものと分析している。

 韓国軍は北朝鮮による1月6日の4回目核実験実施を受け、心理戦の一環として最前線の11カ所で宣伝放送を再開。北朝鮮軍も拡声器を使った放送で対抗した。韓国軍は最前線の北朝鮮軍を心理的にさらに揺さぶろうと、より高性能な拡声器を11月末までに追加投入する計画だ。

 また韓国軍は、南北軍事会談が開かれた場合、北朝鮮が黄海上の南北軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)に代わる新たな海上境界線の画定を迫るものとみている。

 南北は2004年6月の将官級軍事会談で、黄海NLL付近での偶発的な衝突の防止策を協議したが、韓国が北朝鮮向け宣伝放送を中止し装備を撤去した後、北朝鮮は理由をつけて合意を守らなかった。

 韓国は北朝鮮がこうした行動を繰り返す可能性が高いと判断している。

mgk1202@yna.co.kr

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