米財務省 北朝鮮を「主要な資金洗浄懸念先」に指定
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2016.06.02 00:00
【ワシントン聯合ニュース】米財務省は1日(現地時間)、北朝鮮を主要な資金洗浄(マネーロンダリング)懸念先に指定した。
2月に成立した北朝鮮への独自制裁法に基づいた後続措置で、北朝鮮の資金源を断つことが目的。米政府は法律制定180日以内に北朝鮮を資金洗浄懸念先に指定するかどうかを検討させていた。
米財務省はこの日声明を通じ、初めて北朝鮮を資金洗浄懸念先に指定したと発表し、国際社会にも北朝鮮との金融取引を禁じるよう求めた。
資金洗浄懸念先に指定されれば、米国との金融取引が禁じられるほか、中国など第3国の金融機関も北朝鮮との取引が制限される。
今回の措置は、米国が2005年に取ったマカオのバンコ・デルタ・アジア(BDA)の北朝鮮関連の口座を凍結する制裁措置より、強力な効果があるとみられる。
csi@yna.co.kr