Go to Contents Go to Navigation

古いディーゼル車の走行制限 韓国政府がPM2.5対策

記事一覧 2016.06.03 14:39

【ソウル聯合ニュース】韓国の黄教安(ファン・ギョアン)首相は3日、微小粒子状物質(PM2.5)などの大気汚染物質の削減策を発表した。

 黄首相は「ディーゼル車が粒子状物質の排出に与える影響が大きくなっている」として、生産時や走行時の大気汚染物質の排出基準を強化するとともに、老朽化したディーゼル車のソウルなど首都圏への進入を制限する方針を示した。

 圧縮天然ガス(CNG)を燃料とするバスや電気自動車(EV)、水素を燃料とする燃料電池車(FCV)などのエコカーも、当初の目標より大幅に拡充する。

 また、石炭火力発電所について、大気汚染物質の排出量が多い老朽化した発電所を大胆に減らし、新たに建設する発電所にはより厳しい環境基準を適用する。

 黄首相は、海外から飛来する粒子状物質については、中国を念頭に「周辺国との環境分野での協力を強化する」と説明した。こうした対策により「韓国の粒子状物質の濃度を向こう10年以内に現在の欧州大都市レベルまで体系的に改善する」と宣言した。

stomo@yna.co.kr

注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。