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エコカー拡充でPM2.5削減 20年にEV25万台=韓国

記事一覧 2016.06.03 15:34

【世宗聯合ニュース】韓国政府が3日に発表した大気汚染物質の削減策は、粒子状物質の発生源に挙げられるディーゼル車を圧縮天然ガス(CNG)を燃料とするバスや電気自動車(EV)、水素を燃料とする燃料電池車(FCV)などのエコカーに置き換えていくことが目玉の一つだ。

 国土交通部によると、ディーゼル車はソウルなど首都圏の微小粒子状物質(PM2.5)発生源の29%を占めている。韓国全国のディーゼル車は4月現在884万台。路線バスは4割が軽油を燃料とするディーゼルバスだ。

 政府はCNGバスに燃料補助金を支給し、首都圏の広域急行バスをCNGバスのみ認めるなどして、ディーゼルバスをCNGバスに置き換えていく考えだ。バス会社の車庫など全国に197カ所あるCNG充填(じゅうてん)スタンドも、高速道路のサービスエリアなどを中心に増やしていく。

 政府はあわせて、EVとFCVを2020年までにそれぞれ25万台、1万台普及させることを目標に、充電・充填スタンドの拡充に努める。18年までに全てのサービスエリア(194カ所)に急速充電スタンドを1基以上設置し、EVが長距離を走れるようにする。水素充填スタンドも重点普及都市のソウルなどのサービスエリアに20年までに最大20基設置する計画だ。

stomo@yna.co.kr

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