北朝鮮労働者の問題行動は「制裁の影響」 韓国統一部
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2016.06.08 14:46
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の鄭俊熙(チョン・ジュンヒ)報道官は8日の定例記者会見で、北朝鮮がクウェートで働いていた北朝鮮労働者をストライキを行ったなどの理由で強制送還したとする海外メディアの報道について、こうした労働者の行動は「制裁の影響ではないかと思う」と述べた。
鄭報道官は、北朝鮮の核開発や事実上の長距離弾道ミサイル発射などの挑発に対する制裁が施行されていることに伴い、北朝鮮当局が海外労働者に厳しい対応を取っているため、ストライキなどの反動が起きているとの認識を示した。
米政府系放送局のラジオ自由アジア(RFA)はこれに先立ち、北朝鮮がクウェートの建設現場に派遣した労働者、数十人がストライキなどの騒動を起こしたため、北朝鮮に強制送還されたと報じた。
sjp@yna.co.kr