LINE ついに上場へ=アプリの世界利用者は4億人以上
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2016.06.10 19:12
【ソウル聯合ニュース】韓国の検索サイト最大手NAVER(ネイバー)の100%子会社で無料対話アプリを手掛けるLINE(東京都渋谷区)は10日、東京証券取引所と米ニューヨーク証券取引所に上場すると発表した。
LINEは2000年にハンゲームジャパン株式会社からスタートした。11年6月にコミュニケーションアプリ「LINE」の提供を開始、約6カ月でダウンロード数1000万を記録した。
「LINE」の登録ユーザー数は13年1月には1億人、13年7月には2億人、13年11月には3億人、14年4月には4億人を突破した。
「LINE」を1カ月に1回以上使う月間アクティブユーザー数(MAU)は今年3月を基準として2億1840万人。前年同期比1340万人増加した。特に日本、タイ、台湾、インドネシアの4カ国の使用率が高く、4カ国のMAUは1億5160万人で全体の69.4%を占める。
LINEはNAVERの営業利益改善にも貢献しており、NAVERの今年1~3月期の売上高のうち、LINEが主軸となる海外部門の割合は36%に達する。
「LINE」はコミュニケーションツールとしてだけでなく、ゲーム、スタンプ、音楽、動画、配送などのサービスを提供するプラットホームに成長し、今後はLINEを入り口に、人と人、様々な情報・サービスを繋ぐ「スマートポータル」の実現を目指している。
業界関係者は今回の上場について、「日本や米国市場でLINEが(さらに)知られ、世界での認知度が高まり、ビジネス環境もさらによくなるだろう」と説明した。
yugiri@yna.co.kr