韓国ロッテグループ会長 裏金疑惑めぐり謝罪
韓国ロッテグループ会長 裏金疑惑めぐり謝罪

ソウル市中区のロッテ百貨店本店前では、経済民主化全国ネットワークなどの市民団体がロッテグループを糾弾した。参加者らは最近明るみになった同グループの裏金疑惑や分別のない商業主義などを批判し、「出て行け」と叫んだ=14日、ソウル(聯合ニュース)
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【レイクチャールズ聯合ニュース】訪米中の韓国ロッテグループの辛東彬(シン・ドンビン、日本名:重光昭夫)会長は14日(現地時間)、グループが裏金疑惑で検察の捜査を受けていることについて「申し訳なく思う」と謝罪した。ルイジアナ州レイクチャールズで開かれたエタンクラッカーおよびエチレングリコール合弁事業の起工式で報道陣の取材に答えた。

東京・渋谷のBunkamuraオーチャードホールで行われた韓国と日本の合同演奏会に登場したロッテグループ創業者の次男、辛東彬(シン・ドンビン、日本名:重光昭夫)韓国ロッテグループ会長(中央)と妻(右端)。東彬氏の妻がメディアに姿を見せるのは異例だ。演奏会は両国の国交正常化50周年を記念したもので、ソウル・フィルハーモニー管弦楽団と東京フィルハーモニー交響楽団が出演した=26日、東京(聯合ニュース)
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韓国ロッテグループの辛東彬(シン・ドンビン、日本名:重光昭夫)会長は年末で期限を迎える免税店「ワールドタワー店」の許可更新に失敗したことについて、「99%が私のせい」と述べた。グループ創業者で父の辛格浩(シン・ギョクホ、日本名:重光武雄)氏の誕生日に出席するため、ロッテホテルに入る東彬氏(聯合ニュースTVより)=15日、ソウル(聯合ニュース)
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検察の捜査開始後、辛氏が報道陣の取材に応じたのは初めて。
グループの事実上の持ち株会社、ホテルロッテの韓国取引所への株式上場延期については「無期限延期ではない。年内上場に向け努力する。国会で国民と約束したので必ず上場する」と説明した。

ロッテグループの創業者、辛格浩(シン・ギョクホ、日本名:重光武雄)氏の次男で、韓国ロッテグループ会長の辛東彬(シン・ドンビン、日本名:重光昭夫)氏が国会による公正取引委員会の国政監査に証人として出席した。ロッテは韓国5位の財閥企業で、10大企業グループの総帥が国政監査に出席するのは初めて。国会の国政監査会場に向かう東彬氏=16日、ソウル(聯合ニュース)
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ホテルロッテは13日(日本時間)、金融委員会に株式上場の取り消しを届け出た。グループに対する検察の捜査などが影響したとみられる。来月21日の上場を予定していた。
辛氏は実兄の辛東主(シン・ドンジュ、日本名:重光宏之)氏との経営権争いについては自信を見せた。経営権争いの鍵となる今月末のロッテホールディングス(HD、本社・東京)の株主総会について「全く心配していない」と語った。
hjc@yna.co.kr