韓米海兵隊 対北朝鮮主要施設攻撃訓練を実施中
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2016.07.06 14:48
【ソウル聯合ニュース】韓米両国の海兵隊が有事の際に、沿岸部から北朝鮮に進入し内陸地域の主要施設を破壊するための訓練を実施している。韓国海兵隊が6日、明らかにした。
先月27日に南東部の慶尚北道・浦項の海兵隊訓練場で連隊級の韓米連合訓練を開始。今月14日まで行う。韓国海兵隊の迅速機動部隊の兵士約800人と沖縄の在日米軍海兵隊兵士約500人が参加しているという。
訓練には韓国軍のK55自走砲、K1戦車、韓国型水陸両用強襲車(KAAV)、UH1Hヘリコプター、米軍のAH1Wスーパーコブラ攻撃ヘリなどが投入されている。
訓練では韓米海兵隊が上陸作戦を行った後、空と地上の統合火力を使い敵地の内陸に深く進入し主要施設を攻撃するための演習を集中的に行っている。
今回、韓米海兵隊は兵種別に連合訓練を行っていた従来の方式を変え、初めて歩兵や砲兵など全てを統合した訓練を実施することで実戦能力を高めた。
さらに、主に韓国軍が指揮をとり韓米海兵隊戦力運用の統合性を強化するため、単一指揮体系を持つ韓米連合歩兵中隊を編成した。
sjp@yna.co.kr