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北のミサイル 1発は上昇中に爆発=「起爆装置実験」は偽りか

記事一覧 2016.07.22 06:30

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が19日朝に発射した3発の弾道ミサイルのうち、1発は30キロ以上上昇できずに空中で爆発したもようだ。複数の韓国軍消息筋が22日、伝えた。

 北朝鮮が発射したのは短距離弾道ミサイル「スカッド」2発と、中距離弾道ミサイル「ノドン」1発と推定されているが、このうち2発は500~600キロ程度を飛行したものの、2回目に発射されたスカッドは正常な軌道に入る前の初期段階で爆発したという。

 北朝鮮メディアは20日、弾道ミサイル発射を報じ、「(今回の発射は)設定した目標地域の高度で弾道ロケットに装着した核弾頭爆発の操縦装置(起爆装置)の動作特性を再び点検した」と説明した。

 核爆発の効果を最大化するためには、地表の数キロ手前の上空で意図的に爆発させる必要があるが、そのためのテストを行ったと主張しているものとみられる。

 韓国軍の消息筋は「上昇段階で核起爆装置を意図的に作動させては得られる利益がない」と指摘。その上で、「北が核起爆装置の実験をしようとする意図があったのかは分からないが、失敗したもの」と話した。

 一方で、韓国軍内部では北朝鮮が主張する核起爆装置の実験を慎重に検証する必要があるとの声も出ている。別の消息筋は「発射に成功した2発のミサイルで核起爆装置の実験が行われた可能性も排除できない」と話した。 

 ミサイルが東海に着弾する直前に起爆装置が作動し爆発した可能性もあり、韓米軍当局はこの部分を精密に分析していることが分かったが、発射直後と着弾直前はレーダーで把捉するのが難しいとされており、結論を出すのは容易ではないものとみられる。

 軍関係者は「今回の核起爆装置の実験は失敗だったかもしれないが、北は今後も常にこのような試みを続けるものと予想される」と話した。

yugiri@yna.co.kr

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