平昌五輪のメディア説明会開幕 組織委が成功を約束
平昌五輪のメディア説明会開幕 組織委が成功を約束

平昌五輪用のボブスレー新型機
現代自動車はボブスレー韓国代表に2018年に開催される平昌冬季五輪で使用するボブスレーの新型機を伝達した。同社はボブスレー用そりの研究・開発を進めている(同社提供)=23日、ソウル(聯合ニュース)
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2018年に開催される平昌冬季五輪の準備状況を監督する国際オリンピック委員会(IOC)の調整委員会が5~7日に視察などをこなす。選手村の建設現場を訪問した委員会関係者ら=5日、平昌(聯合ニュース)
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【平昌聯合ニュース】2018年に韓国で開催される平昌冬季五輪に世界から取材に訪れるメディア向けの事前説明会「ワールドプレス・ブリーフィング」が8日、五輪の開場となるアルペンシア・リゾートで開幕した。11日まで。

2018年の平昌冬季五輪・パラリンピック組織委員会は地上波テレビ局3社のアナウンサー計12人に大会の広報大使を委嘱した。記念撮影を行うアナウンサーら=22日、ソウル(聯合ニュース)
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平昌五輪組織委員会の李熙範(イ・ヒボム)委員長は開幕のあいさつで「平昌五輪は五輪の歴史に成功の足跡を残すだろう」と述べた。

2018年平昌冬季五輪・パラリンピック組織委員会は両大会の公式マスコットを発表した。2010年バンクーバー冬季五輪フィギュアスケート女子金メダリストのキム・ヨナさんが同五輪マスコットに決まった「スホラン」(左)と同パラリンピックのマスコット「パンダビ」を抱いている。スホランはホワイトタイガー、パンダビはツキノワグマをモチーフにしている(同組織委提供)2日、ソウル(聯合ニュース)
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ワールドプレス・ブリーフィングは、国際オリンピック委員会(IOC)のメディアテクニカルマニュアルに基づき、平昌五輪取材に訪れる世界のメディアとIOC担当者を招き、プレス運営(メディアセンター・輸送・宿泊)計画を紹介する説明会。
李委員長は「組織委運営は計画から運営と履行の段階に入っている」とした上で、アルペンスキーやフリースタイルスキー、スノーボードのワールドカップなどテストイベントを成功裏に終えたと説明した。
また、平昌五輪は経済・文化・環境・平和・ITの五つをテーマに開催されるとしながら、「韓国の伝統文化と現代文化を示すだけでなく、韓国の優れたIT技術も披露する。併せて、最小限の費用で最高の効果を生み出す五輪になる」と強調した。
江原道の崔文洵(チェ・ムンスン)知事もあいさつで大会の成功に向けた支援を約束。「平昌は小さな都市で世界的には知られておらず、発音が似ている平昌と北の平壌を間違える場合がある」として、「2年前に平昌で開かれた国際会議に出席する予定だったアフリカの関係者が間違って平壌に行き、苦労をしたことがある」と紹介し、笑いを誘った。その上で、「平昌(という地名)は朝鮮半島と北東アジアの平和を意味する。江原道として五輪に向けしっかりと準備を進めている」と述べた。
sjp@yna.co.kr