平昌冬季五輪テストイベント 今月25日から来年4月まで
【ソウル聯合ニュース】2018年に韓国で開催される平昌冬季五輪のテストイベントが25日に開幕する国際スキー連盟(FIS)スノーボード・ビッグエア・ワールドカップを皮切りに来年4月まで続く。
冬季五輪では七つの雪上競技(アルペンスキー、バイアスロン、クロスカントリースキー、ノルディック複合、フリースタイルスキー、スキージャンプ、スノーボード)と、五つの氷上競技(カーリング、アイスホッケー、ショートトラック、フィギュアスケート、スピードスケート)、三つのそり競技(ボブスレー、スケルトン、リュージュ)の計15競技が行われる。
テストイベントは大会施設や運営事項などを点検するとともに冬季五輪競技に対する国民の関心を高めるために開催される。
◇ダイナミックな雪上競技
今月25、26の両日は平昌・アルペンシアスキージャンプセンターでFISスノーボード・ビッグエア・ワールドカップが開催される。
ビッグエアは傾斜40度のジャンプ台を滑り降り、踏みきり台から空中に飛び上がってエア(技)を決め、その完成度やジャンプの高さを競う。
アルペンスキーのテストイベントは2017年1月16~17日(竜平アルペン競技場)と同3月4~5日(旌善アルペン競技場)に予定されている。
また、来年2月15~16日にはアルペンシアスキージャンプセンターでスキージャンプのワールドカップが韓国で初めて開催される。
◇銀盤を疾走する氷上競技
12月16~18日には江陵アイスアリーナで韓国の「お家芸」、ショートトラックのテストイベントが行われる。
来年2月9~12日に江陵スピードスケート競技場で開催されるスピードスケート世界選手権には、五輪3連覇を狙う李相花(イ・サンファ)選手が出場する。
「冬季五輪の華」と言われるフィギュアスケートのテストイベントは、同2月16~19日に江陵アイスアリーナで四大陸選手権が行われる予定だ。
◇初めて経験するそり競技
これまで韓国に競技施設がなく観覧の機会がなかったそり競技は、まず来年2月8~14日までリュージュのテストイベントが行われ、同17~19日にはワールドカップが開催される。
ボブスレーとスケルトンは来年3月2~12日にテストイベント、同17~19日にワールドカップが実施される。
◇パラリンピックのテストイベントにも注目
来年3月4~11日には江陵カーリングセンターで世界車いすカーリング選手権大会が開催される。
また、来年3月10~13日には国際パラリンピック委員会(IPC)主催のスノーボード・ワールドカップファイナルが行われる。
ほかに、IPCのノルディック・ワールドカップ(同3月10~15日)、IPCアルペンスキー・ワールドカップファイナル(同3月11~18日)、IPCアイススレッジホッケー世界選手権(同4月14~23日)が予定されている。
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