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[時論]朴大統領は検察の捜査に誠実に応じるべきだ

記事一覧 2016.11.21 20:35

【ソウル聯合ニュース】韓国の検察が朴槿恵(パク・クネ)大統領の親友、崔順実(チェ・スンシル)被告の国政介入事件と関連し、朴大統領を正式に容疑者として立件し、青瓦台(大統領府)が態度を硬化させている。検察の捜査結果を無視して検察の聴取を拒否すると宣言したほか、朴大統領が提案した国会推薦の首相任命に関連し、立場の変化を示唆した。青瓦台の鄭然国(チョン・ヨングク)報道官は21日、「野党は大統領が提案したこととは違う意味で要求している。条件が多少違ってきているため見守る必要がある」と述べた。野党が朴大統領の退陣を前提に首相を推薦するなら受け入れられないとする立場を示したものと受け止められ、野党側から反発を受けた。青瓦台が前日、検察の捜査結果を受け、野党に弾劾を推進することで真実を究明するよう圧迫をかけたのと同じく、首相問題でもこれ以上引き下がらない意思を明白に示したものとみられる。

 検察による捜査を拒否した朴大統領は4~5人程度からなる弁護団を設け、特別検察官(特検)による捜査に備える見通しとされる。青瓦台関係者は「(朴大統領の)容疑内容はすべて事実ではない」とした上で、特検による捜査で法理上の争いに集中すると話した。朴大統領の代理人は、「今後、検察の捜査協力要請には一切応じず、中立的な特検による捜査に備える」と一方的に宣言した。自身に不利な捜査結果が出たことで、国政の最高責任者が前言を撤回し、司法システムを拒否することを国民はどう見ているのだろうが。

 検察の捜査結果を無視しようとするのは、朴大統領の傲慢に映るだけだ。民意にかかわらず、わが道を行くということなのか。捜査結果に納得できなければ、積極的に検察の捜査に応じ、自らの立場を主張すればよい。国民に向け謝罪した談話で約束した通り、捜査に協力して真実を明らかにすることが大統領としての国民に対する道理であろう。

 検察は21日、「朴大統領への対面調査(聴取)を引き続き推進する」との方針を明らかにした上で、強制捜査については、「現実的に逮捕は起訴を前提とするため、大統領は起訴できない」とした。大統領への強制捜査を求める声が噴出していることとは相反している。検察は朴大統領を容疑者として立件した以上、捜査を続け、取り調べに応じなければ出頭要請書を送るなど、特検の捜査が始まるまで最善を尽くさなければならない。大統領に対する国民の怒りが高まったことを確認した後に、検察が青瓦台との対決姿勢を示していると指摘する国民が少なくない。権力の移り変わりに敏感な検察の体質が再び現れたとの批判が出ていることを深く受け止めなければならない。

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