韓国外相が大統領に慰安婦協議の延長要請? 外交部「事実無根」
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2016.11.22 11:44
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部は22日、韓日の慰安婦問題をめぐる合意が発表される前に同部の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官が協議を3カ月延長することを朴槿恵(パク・クネ)大統領に提案していたという報道について、「事実無根」と否定した。
一部の韓国メディアはこの日、政府関係者の話を引用し、尹長官が「3カ月だけ時間的な余裕をもらえれば、より良い合意を引き出せる」として、朴大統領に建議したものの受け入れられなかったと報じた。
慰安婦問題をめぐる韓日の合意は両国外交当局による約10回の局長級協議を経て、尹長官と岸田文雄外相が昨年12月28日にソウルで記者会見を行い発表した。
しかし、合意までの調整に決定的な役割を果たしたのは駐日大使経験者の李丙ギ(イ・ビョンギ)大統領秘書室長(当時)と、安倍晋三首相の外交ブレーンとされる谷内正太郎国家安全保障局長による水面下での交渉だったとされる。
sjp@yna.co.kr