サムスン「ギャラクシー」 ブランド価値トップ守る=韓国
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2016.12.04 10:14
【ソウル聯合ニュース】サムスン電子のスマートフォン(スマホ)ブランド「ギャラクシー」が、韓国でブランド価値トップに立った。
ブランド価値の評価会社ブランドストックが4日に発表した「2016大韓民国100大ブランド」によると、ギャラクシーのブランド価値評価指数は924.2点で6年連続首位の座を守った。
今年はスマホ「ギャラクシーノート7」の生産打ち切りの影響もあってか同指数が昨年(934.7点)より10ポイント以上落ち込んだ。2位の大型スーパー「イーマート」(908.7点)、3位のメッセージアプリケーション「カカオトーク」(906.3点)との差が縮まり、今後はトップ争いがさらに激しくなりそうだ。
今年最もブランド価値が急上昇したのは、現代自動車の高級車ブランド「ジェネシス」だ。現代が昨年11月に立ち上げた同ブランドは31位にランクインし、自動車部門では1位を記録した。
一方、不正疑惑で検察の大々的な捜査を受けたロッテグループの場合、施設やサービスのブランド価値が全般的に下がった。
昨年6位だったテーマパークの「ロッテワールド・アドベンチャー」は8位に後退したほか、ロッテマート(21位)、ロッテリア(58位)、ロッテレンタカー(74位)、ロッテシネマ(82位)、ロッテスーパー(83位)も順位が下がった。ロッテホテルとロッテ免税店は100位圏外となった。
大韓航空は、同社の趙顕娥(チョ・ヒョンア)前副社長が2014年末に米ニューヨークの空港でナッツの出し方に激怒し、離陸直前の自社機を引き返させた事件を起こした影響で6位から昨年は39位に急落したが、今年は16位まで順位を戻した。
hjc@yna.co.kr