朴大統領の支持率 やや上昇し10.5%に=世論調査
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2016.12.05 10:09
【ソウル聯合ニュース】韓国世論調査会社のリアルメーターが5日発表した調査結果によると、朴槿恵(パク・クネ)大統領の支持率は10.5%で、前週に比べ0.8ポイント上がった。不支持率は1.3ポイント下落の85.1%。
地域別の支持率は首都圏の京畿・仁川で2.3ポイント上昇の9.8%、朴大統領の地元の大邱・慶尚北道で1.7ポイント上昇し17.5%、与党地盤の釜山・蔚山・慶尚南道でも1.1ポイント上がり13.1%となった。年齢別では保守層の多い60代以上などの支持率が上昇した。
政党支持率は最大野党「共に民主党」が0.5ポイント下落し32.5%になったものの、トップをキープした。
セヌリ党は1.6ポイント上がり17.8%。9週ぶりに上昇に転じ、2位に返り咲いた。リアルメーターは「朴大統領の談話発表に加え、セヌリ党が大統領の早期退陣を党の方針として決めたことで、保守層の一部が結集した」と説明した。
先週初めて2位となった第2野党「国民の党」は1.9ポイント下落の15.3%となり、再び3位に後退。
次期大統領選の有力候補の支持率では、共に民主党の前代表、文在寅(ムン・ジェイン)氏が20.8%で0.2ポイント下落したものの首位を維持。国連事務総長の潘基文(パン・ギムン)氏は1.2ポイント上昇の18.9%だった。城南市長の李在明(イ・ジェミョン)氏は2.8ポイント上昇し14.7%となり、過去最高を更新した。国民の党の前代表、安哲秀(アン・チョルス)氏は2.0ポイント下落の9.8%だった。
調査は先月28日から今月2日まで、全国の成人2528人を対象に実施した。
csi@yna.co.kr