経済団体幹部「大統領府の指示、拒み難かった」=国会聴聞会
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2016.12.06 14:18
【ソウル聯合ニュース】韓国経済団体、全国経済人連合会(全経連)の李承哲(イ・スンチョル)副会長は6日、朴槿恵(パク・クネ)大統領の親友である崔順実(チェ・スンシル)被告が実質支配していたとされる文化支援財団「ミル財団」とスポーツ支援財団「Kスポーツ財団」に複数の大企業が資金を拠出したことと関連し、「青瓦台(大統領府)の指示と要請を拒否し難かった」と述べた。崔被告の国政介入事件の真相究明に向けた国会国政調査の聴聞会での発言。
李氏は両財団の設立の実務を担った。全経連が過去に設立した財団とミル・Kスポーツ財団との違いを問われ、「さまざまな細かい部分に青瓦台が関与したことだ」と答えた。
聴聞会では、両財団への資金拠出などのため朴大統領が非公式に面談したとされる大手財閥のトップらが証言する。議員らは、各社が見返りを期待して両財団に寄付をしたかどうかを集中的に追及している。聴聞会の様子はテレビで生中継されている。
stomo@yna.co.kr