現代のHV 米当局調査で燃費トップ=プリウス超え
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2016.12.06 21:28
【ソウル聯合ニュース】現代自動車のエコカー専用車「アイオニック(IONIQ)」が米環境保護局(EPA)の調査で最も燃費の良いハイブリッド車(HV)の1位を記録した。
EPAは燃費性能を市街地、高速道路、複合の三つに分類して表している。EPAが6日までに公開した資料によると、現代のHV「アイオニックブルー」の燃費は、市街地が57MPG(15インチタイヤ、1リットル当たり約24.2キロ)、高速道路が59MPG(同約25.1キロ)、複合が58MPG(同約24.7キロ)だった。
これまで1位だったトヨタ自動車のHV「プリウス」は56MPG(複合)で、アイオニックが上回った。
アイオニックは加速性能などでもプリウスよりも優れているとの評価を受けている。10月にドイツの自動車専門誌「アウト・ビルト」が実施したアイオニックとプリウスの比較で、アイオニックは停止状態から時速100キロに達するまでの時間が10.4秒だったのに対し、プリウスは10.8秒で、加速性能が優れていると評価された。
業界関係者は現代がトヨタを燃費競争で上回ったのはすばらしいこととした上で、両社の競争がユーザーのエコカーに対する関心を高めるのに役立つだろうと話した。
現代は来年初めに米国でアイオニックを投入し、米エコカー市場に本格参入する計画だ。
yugiri@yna.co.kr