韓中の６カ国協議代表　あす北京で会談＝対北制裁議論

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の核問題をめぐる６カ国協議の首席代表を務める韓国外交部の金ホン均（キム・ホンギュン）外交部朝鮮半島平和交渉本部長は９日、中国・北京で同協議の議長を務める中国の武大偉・朝鮮半島問題特別代表と会談する。

　双方は米トランプ次期政権の発足（来年１月２０日）を前後に、北朝鮮が挑発する可能性などを含む朝鮮半島情勢に対する評価を共有し、国連安全保障理事会の新たな対北朝鮮制裁決議の誠実な履行を協議する。

　安保理決議は北朝鮮の主な外貨獲得源である石炭の輸出を大きく制限することを骨子としており、北朝鮮産の石炭の大半を輸入している中国の協力が不可欠だ。

　金本部長は１３日にソウルで、韓米日首席代表による会合に出席するほか、今月中にロシアも訪問する計画だ。

　外交部は６カ国協議の首席代表による一連の協議を通じた６カ国協議当事国間の緊密な協力に期待を示した。

csi@yna.co.kr