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弾劾案可決で首相が「臨時大統領」に 国政全般を担当  

記事一覧 2016.12.09 16:31

【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領に対する弾劾訴追案が9日、国会本会議で可決され、黄教安(ファン・ギョアン)首相(59)が「臨時大統領」として国政を率いることになった。閣議をはじめとするさまざまな会議を主宰し、各官庁から報告を受け、主な政策を決定する役目を担う。

大統領の権限を代行する黄首相=(聯合ニュース)

 内政面では、歴史教科書の国定化、来年度(1~12月)の経済政策、全国に広がる高病原性鳥インフルエンザなど懸案への対応を迫られる。

 また、これまでほとんど関与していなかった外交も担うことになる。外国の使節と会談し、必要に応じて韓国代表として首脳会談にも出席する。

 北朝鮮の挑発に備えて隙のない警戒態勢を維持し、国際社会と連携して強力な北朝鮮制裁を履行していくことも、黄首相の重要な任務となる。

 黄首相は、大統領の権限代行としての業務は青瓦台(大統領府)から、行政府のコントロールタワーとしての業務は国務調整室から、それぞれ補佐を受けるとみられる。

 現状では、黄首相は大統領の権限を積極的に行使することはないとの見方が優勢だ。

 韓国の大統領が憲法上で持つ権限としては▼国軍統帥権▼条約締結・批准権▼赦免・減刑・復権を行う権利▼法案拒否権▼国民投票付議権▼憲法改正案の発議・公布権▼法改正案の公布権▼外交使節接受権▼公務員任免権▼憲法機関の任命権――などがある。

 法令に大統領権限代行者の職務範囲に関するはっきりとした規定はないが、業務範囲を現状維持の水準に抑えるべきだとの見解が多い。権限代行とはいえ、大統領から任命された首相が選挙で選ばれた大統領と同一の権限を行使することはできないとの解釈だ。

 だが、憲法裁判所での弾劾案の審理は最長で180日かかり、朴大統領の罷免が決定すれば60日以内に大統領選が実施されるため、黄首相による権限代行は最長で約8カ月に及ぶ。そのため、「円滑な国政運営」を理由に重要な場面では積極的に権限を行使することも考えられる。

stomo@yna.co.kr

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