来年のEV普及目標 1万4000台=韓国政府
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2016.12.11 14:40
【世宗聯合ニュース】韓国の環境部が11日、来年1万4000台の電気自動車(EV)を普及させる計画を発表した。今年のEV販売台数は12月8日までで4622台と前年より64%多いが、来年の普及目標はその約3倍となる。
国会で来年のEV普及予算が確定した。EV購入1台当たりの国庫補助金は横ばいの1400万ウォン(約138万円)だが、各地方自治体が平均500万ウォンを追加支援すれば、補助金は1900万ウォン程度となる。
補助金とは別に、個別消費税が最大200万ウォン、教育税が最大60万ウォン、所得税が最大140万ウォン、それぞれ2018年まで減税される。
充電インフラ予算は増額され、急速充電機の新規設置は今年の330基から来年は530基に増える。環境部はEVが韓国全域を走行できるよう、充電インフラの構築に取り組んできた。
同部の担当チーム長は「来年には充電インフラなどEV普及に向けた環境が先進国並みに大幅に改善される。走行距離の長いモデルが普及し、高速道路の通行料金の減免など優遇措置が増えれば、EV普及目標は十分達成することができる」との見方を示した。
mgk1202@yna.co.kr