韓国政府　北朝鮮の襲撃訓練を強く非難

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が韓国の青瓦台（大統領府）襲撃を想定した訓練を実施したことに対し、韓国統一部が強く非難した。

　同部の鄭俊熙（チョン・ジュンヒ）報道官は１２日の定例会見で、襲撃訓練が北朝鮮体制の健在ぶりを誇示するために行われたとの見方を示した。その上で、金正恩（キム・ジョンウン）朝鮮労働党委員長が今月に入り軍部隊を相次いで訪問するなど緊張を高めていることについて「強く糾弾する」と述べた。

　一方、国連安全保障理事会が先月末に採択した新たな北朝鮮制裁決議については「これまで曖昧だった部分が多く解消された側面がある」と評価した。北朝鮮の４回目の核実験を受け、安保理が今年３月に採択した制裁決議よりさらに強化され、効果が出るだろうと期待感を示した。

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