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特殊戦能力強化する北朝鮮 韓国は脱北軍人活用し戦力分析へ

記事一覧 2016.12.18 11:25

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が核・ミサイルだけでなく、韓国の要人暗殺などを狙う特殊戦を含めた従来型作戦の能力の増強にも力を入れていることが、軍消息筋の話しで分かった。これに対し、韓国軍当局は韓国に亡命した元北朝鮮軍の幹部クラスを通じて、これら作戦の中身やレベルを把握し、対応するための研究を行う計画だ。

北朝鮮の特殊作戦大隊の訓練の様子=11月4日、ソウル(朝鮮中央テレビ=聯合ニュース)

 軍消息筋は18日、「北は核・ミサイルなどの大量破壊兵器の開発・発展だけでなく、従来型作戦能力の強化にも力を入れている」と伝えた上で、政府系シンクタンクの韓国国防研究院(KIDA)が脱北軍人を活用して、戦力や作戦などを詳細に分析し、評価する作業を行う予定だと明らかにした。

 韓国当局によると、2000年以降、韓国に亡命した北朝鮮の軍人は294人に上り、その大半が幹部クラスだという。今回の計画では約20~30人の元軍幹部クラスから聴き取りを行い、北朝鮮の作戦運用環境などに対する研究を行うという。

 従来型作戦をめぐって元北朝鮮兵から、これだけ大掛かりな聴き取りなどを実施するのは初めてだという。来年前半に非公開の報告書を国防部と軍合同参謀本部に提出する計画とされる。

 韓国当局は北朝鮮が特殊戦部隊の創設と装備増強によって、要人暗殺などを行う能力を特に強化しているとみる。実際に北朝鮮は「韓国政府や軍の要人の除去」を目的にかかげる特殊作戦大隊を創設し、先月初めに金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が同隊を視察している。同隊は今月、韓国青瓦台(大統領府)などを標的にした戦闘訓練を実施している。

 脱北軍人によって入手したヒューミント(人的情報)は韓国軍の強みの一つになっている。韓国と日本は先月、軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を締結したが、日本側は北朝鮮に関するヒューミントに高い関心を示しているとされる。今回の研究が終われば、日本が情報共有を求めてくる可能性が高いとみられる。

sarangni@yna.co.kr

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