SKハイニックスが韓国に半導体新工場 来夏に着工
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2016.12.22 10:30
【ソウル聯合ニュース】韓国の半導体大手SKハイニックスが、2兆2000億ウォン(約2160億円)を投じ中部の忠清北道・忠州に最先端の半導体工場を新設する。NAND型フラッシュメモリーの需要急増に対応するため。
半導体工場とクリーンルームは、忠州の産業団地に敷地面積23万4000平方メートルで建設される。来年8月に着工、2019年6月の完成を目指す。
SKハイニックスがSKグループ傘下に入った直後の2012年、半導体業界は投資が縮小する不透明な状況だったが、SKハイニックスはグループ会長の決断で設備投資を拡大してきた。
昨年8月にはソウル近郊の京畿道・利川に半導体工場が完成。その際、半導体の世界市場リードを目的に総額46兆ウォンの中長期投資計画を発表した。今回建設を決めた忠州工場もその一環だ。
また、中国・江蘇省無錫市にあるDRAM工場の競争力を引き上げるため、来年から19年4月にかけて9500億ウォンを投じて施設を増設する。
mgk1202@yna.co.kr