北朝鮮 弾道ミサイルへの核弾頭搭載技術確保=韓国研究所

北朝鮮・朝鮮労働党機関紙の労働新聞は4日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が朝鮮人民軍の特殊作戦大隊を視察したと報じた。金委員長の軍事関連の視察が伝えられたのは、弾道ミサイルを発射したとみられる9月の訓練以来、約2カ月ぶり=4日、ソウル(聯合ニュース)
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【ソウル聯合ニュース】韓国の政府系シンクタンク、国家安保戦略研究所は25日までにまとめた報告書で、北朝鮮が弾道ミサイル「スカッド」や「ノドン」に搭載できる水準の核弾頭小型化技術を確保したとの見方を示した。

北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は25日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が「潜水艦弾道弾の水中発射実験を指導した」として、1~2面に24枚の写真を掲載した。発射実験の日付には言及していないが、前日実施された潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)発射実験の写真とみられる=25日、ソウル(労働新聞=聯合ニュース)
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北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は25日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が「潜水艦弾道弾の水中発射実験を指導した」として、1~2面に24枚の写真を掲載した。発射実験の日付には言及していないが、前日実施された潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)発射実験の写真とみられる=25日、ソウル(労働新聞=聯合ニュース)
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報告書は、北朝鮮が遅くとも2020年までに核兵器の数を画期的に増やし、米本土西部まで到達可能な大陸間弾道ミサイル(ICBM)を開発すると予想した。
また、北朝鮮核問題の深刻な点として、北朝鮮が核兵器の数を急速に増やし、小型化、多種化を進めていることを挙げた。その上で、4回目と5回目の核実験を通じ少なくともブースト型核分裂爆弾のレベルの核弾頭開発に成功したと推定した。
北朝鮮が9月に実施した5回目核実験の威力は10~20キロトン(1キロトン=TNT火薬1000トンの爆発力)と推定され、3回目や4回目の実験に比べ爆発力の面で進展があったとの見方が出ていた。

北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は25日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が「潜水艦弾道弾の水中発射実験を指導した」として、1~2面に24枚の写真を掲載した。発射実験の日付には言及していないが、前日実施された潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)発射実験の写真とみられる=25日、ソウル(労働新聞=聯合ニュース)
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報告書は北朝鮮が今年行った弾道ミサイル発射実験について、「ムスダン」の発射実験が8回行われ、6回目の実験以外は全て失敗したと指摘しながらも、「成功率は高くないが大気圏再突入に必要な初期技術は備えている」と分析した。6回目の実験ではミサイルが1000キロを超える高度に達した後、大気圏に突入し400キロを飛行した。
北朝鮮の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の技術については、実戦配備に数年かかると予想されるとした上で、「実戦配備は技術的問題ではなく時間の問題」との見解を示した。北朝鮮の通常型潜水艦の潜航能力を考慮すると、在韓米軍基地はもちろん在日米軍基地も攻撃できる能力を持つことになったと分析した。
hjc@yna.co.kr