潘基文氏 来月15日に韓国帰国=裏金疑惑には法的対応
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2016.12.26 15:40
【ソウル聯合ニュース】韓国次期大統領選への出馬に意欲を見せている潘基文(パン・ギムン)国連事務総長が来年1月15日に韓国に帰国する。関係者が明らかにした。今月末で2期10年務めた国連事務総長の任期が終わる。
潘氏の関係者は26日、「潘総長は任期を終えた後、在任中に支援を受けた人たちにあいさつし、1月15日に帰国する」と報道陣に伝えた。帰国後は既存の政党に入るのでなく、韓国の飛躍のために活動する予定だという。
同関係者は「(与党)セヌリ党に入党する可能性は低い。『抱擁的リーダーシップ』を強調していることからも、さまざまな政治勢力を軸に新しい政治を実現する(ために活動する)こともあり得る」と述べ、新党結成の可能性を示唆した。
一方、潘氏が2005年と07年に実業家から計23万ドル(約2700万円)の裏金を受け取ったとする報道や野党の疑惑提起については強い姿勢で対応するという。潘氏の側近は「金を渡したとされる人も否定しているし、当時の状況から見ても不可能かつ事実無根の話。法的対応を検討している」と述べた。
csi@yna.co.kr