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金正恩政権 発足5年で340人を処刑か=韓国シンクタンク

記事一覧 2016.12.29 07:33

【ソウル聯合ニュース】2011年末に北朝鮮で金正恩(キム・ジョンウン)体制が発足してから5年間で粛清された人数が340人に達するとの集計が発表された。

 韓国情報機関・国家情報院傘下の国家安保戦略研究院は先ごろ発行した金正恩政権の5年間をまとめた白書で、金正恩朝鮮労働党委員長は、祖父に当たる故金日成(キム・イルソン)主席から続く3代にわたる権力の世襲を強固なものにするため、叔父の張成沢(チャン・ソンテク)元国防副委員長をはじめとする幹部や北朝鮮住民など約340人を処刑するなど倫理に反する行為を行ったと指摘した。

 白書によると粛清された幹部は12年に3人、13年に約30人、14年に約40人、15年に約60人と増加傾向にあり、15年に玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)人民武力部長(韓国の国防部長官に相当)を処刑してからは一時的に減少したが、今年に入ってから幹部3人を処刑するなど、約140人に達するという。

 白書はまた「処刑対象範囲は党・政府・軍に関係なく、全方向に拡大しており、幹部の処刑が日常化している」とした上で、一般住民についても今年8月現在、60人余りが公開処刑され、金正恩政権発足後の処刑者数の平均を2倍以上上回っていると明らかにした。

 白書は「金正恩政権が5年間で住民の抑圧、核・ミサイル開発、(正恩氏の)偶像化に莫大(ばくだい)な予算を使った」と指摘。29回に上る核実験やミサイル発射に3億ドル(約353億円)を、金氏一族の銅像など約460体を製作するのに1億8000万ドルを使用したと分析した。

 白書は、北朝鮮が2017年に金正恩氏の偶像化を終え、核開発と経済発展を並行する「並進路線」の正当性や対北朝鮮制裁の中止を主張すると予想した上で、「偶像化のための莫大な財政の負担と大規模な住民動員により、体制の亀裂が加速化するだろう」との見通しを示した。

yugiri@yna.co.kr

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