トランプ氏のツイートは「北朝鮮への警告」=韓国政府
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2017.01.03 15:32
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の趙俊赫(チョ・ジュンヒョク)報道官は3日の定例会見で、トランプ次期米大統領が先ごろ短文投稿サイト「ツイッター」で北朝鮮核問題に言及したことについて、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が大陸間弾道ミサイル(ICBM)などによる挑発の可能性を示唆したことに対する「明らかな警告と解釈できる」と評した。
トランプ氏は2日、北朝鮮が米本土を攻撃する核兵器を開発する可能性について「そのようなことは起きない」とツイート。1日の新年演説で、ICBMの発射実験の準備が「最終段階に入った」と表明した金委員長をけん制したと受け止められている。
趙報道官は、北朝鮮核問題の解決において2017年が重要なターニングポイントになるとの認識の下、韓国政府は米国の現政権はもちろん今月20日に発足する新政権の関係者とも緊密な戦略的対話を続けていると説明。その上で「トランプ氏をはじめとする米国の要人らは、北の核脅威の重大さ、緊急性をはっきり認識しており、強力な制裁と圧力を継続する上で韓米協力を維持すべきだとする立場を堅持している」と述べた。
stomo@yna.co.kr