エコカーの国内販売 昨年は7万台に迫る=韓国
エコカーの国内販売 昨年は7万台に迫る=韓国

現代自動車の鄭義宣(チョン・ウィソン)副会長が米ラスベガス市内のホテルで同社の未来ビジョンを紹介するメディア向けイベントを開いた。同地では5日(日本時間6日)に世界最大の家電見本市「CES」が開幕する。自動運転車などについて熱っぽく語る鄭氏=4日、ラスベガス(聯合ニュース)
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【ソウル聯合ニュース】韓国内のエコカーの年間販売台数が昨年、過去最多を記録したことが8日、分かった。

韓国の双竜自動車は4日、スポーツ多目的車(SUV)の新モデル「コランドC」を公開した。デザインを大幅に変更し、e-XDi220エンジンを搭載。最高出力178馬力、最大トルク40kgmの走行性能を誇る=4日、ソウル(聯合ニュース)
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韓国自動車産業協会と韓国輸入車協会によると、韓国で昨年販売されたエコカーは韓国車と輸入車を合わせ6万8761台で過去最多を記録した。15年の3万1743台に比べ2倍以上増加した。

ホンダコリアは来年1月1~17日、セダン「アコード・ハイブリッド車(HV)」の新モデルの事前契約販売を実施すると明らかにした(同社提供)=27日、ソウル(聯合ニュース)
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メーカー別では現代自動車と傘下の起亜自動車が5万1052台でシェア74.3%を記録した。次いで輸入車(1万6716台)、ルノーサムスン自動車(637台)、韓国GM(356台)の順だった。
エコカーの販売増加は起亜の小型クロスオーバーSUV(スポーツタイプ多目的車)「ニロ(NIRO)」がけん引した。ニロは昨年1万8710台が販売された。

現代自動車はこのほど、米国ラスベガスで現地メディアを対象にエコカー専用車「アイオニック(IONIQ)」の自動運転試乗会を行った。現代は来月に同地で開かれる世界最大の家電見本市「CES」で世界各国のメディアを対象に同様の試乗会を実施する(現代提供)=20日、ソウル(聯合ニュース)
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ニロの好調により起亜のエコカー販売台数(2万5607台)が昨年初めて現代(2万5445台)を上回った。
タイプ別ではハイブリッド車(HV、プラグインハイブリッド車を含む)が91.4%で最も多く、電気自動車(EV)、水素自動車が後に続いた。
韓国でエコカーが本格的に販売され始めた05年から昨年までの販売台数の累計は21万8167台で、20万台を突破した。
14年の累計10万台突破まで9年かかったが、その後2年で10万台増加し、市場が急成長している。
hjc@yna.co.kr