崔被告 利権介入疑惑「知らない」=弾劾審理に初めて出席
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2017.01.16 12:20
【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾訴追を審理する憲法裁判所は16日、5回目の弁論を開いた。証人として出席した朴大統領の親友、崔順実(チェ・スンシル)被告は各種利権介入疑惑に関するコ・ヨンテ被告ら元側近の証言について、「知らない」「信ぴょう性がない」などの発言を繰り返し、具体的な答弁を避けた。崔被告が憲法裁の審理に出席するのは初めて。
崔被告は国会訴追委員らから質問を受けた。崔氏が所有しているとされる会社「THE BLUE K」の取締役だったコ氏の証言について「完全なでっち上げだ」と主張。「信ぴょう性がなく、計画的に仕組まれた」と強調しながらも、詳しい理由は明かさなかった。
ただ、娘で馬術選手のチョン・ユラ容疑者への馬術訓練支援疑惑については「あまりにも論理の飛躍」などと声を上げ、敏感な反応を示した。そのうち、サムスングループから約35億ウォン(約3億4000万円)の支援金を受け取り、娘の訓練に使ったとの疑惑に関して、「サムスンのような大きな会社が娘1人だけのために(訓練の支援金を支給)するのか」と反問し、「(サムスンと訓練契約を締結したのは)五輪に向けてのもの」と述べ、関連する疑惑を否定した。
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