EV登録1万台突破 エコカーが車全体の1%超=韓国
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2017.01.17 11:08
【ソウル聯合ニュース】韓国で電気自動車(EV)の登録台数が初めて1万台を超えたことが分かった。EVの普及拡大などに伴い、環境対応車は自動車登録台数全体の1%を超えた。
国土交通部が17日までに、昨年の自動車登録台数をまとめた。
環境対応車をみると、EVの登録台数は昨年1万855台だった。2011年(344台)に比べると31倍に拡大した。
また、昨年の燃料電池車(FCV)の登録は87台で、15年(29台)の約3倍に増えた。ハイブリッド車(HV)は23万3216台で、前年比33.6%増加した。
環境対応車の登録は計24万4158台で、自動車登録全体の1%を超えた。政府は新車販売に占める環境対応車の割合を2020年までに30%に引き上げる計画だ。
昨年、自動車の累計登録台数は2180万3351台と集計された。前年比3.9%増加した。国民2.37人で1台を所有する計算だ。
累計登録台数は1980年に50万台、85年に100万台、92年に500万台、97年に1000万台を超えた。2000年代以降の増加は緩やかながら、05年に1500万台、14年に2000万台に達した。
現在登録されている自動車のうち92.5%が韓国車だ。94年に0.3%だった輸入車は、7.5%まで拡大した。
自動車の所有者をみると、満65歳以上が占める割合が9.7%に拡大した一方、満20~29歳は2.6%にとどまった。若者の就職難が響いたと分析される。女性の自動車所有は増えつづけており、全体の21.2%を占めた。
mgk1202@yna.co.kr