生存する慰安婦被害者39人に 中国で90代女性他界
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2017.01.18 15:40
【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦被害者のパク・チャスンさんが18日、中国湖北省孝感市の自宅で亡くなった。94歳。これにより、韓国政府に登録された慰安婦被害者239人のうち生存者は39人に減った。
韓国女性家族部によると、脳梗塞などを患っていたパクさんは最近容体が悪化し、この日午前に他界したという。
パクさんは1923年、現在の韓国・全羅北道で生まれた。42年ごろ中国内の日本軍占領地に連れて行かれ、南京、武昌などの日本軍慰安所で慰安婦として生活した。終戦後に慰安所から逃げ出したが、故郷へ戻ることができず、中国で養女を育てながら暮らしていたという。
stomo@yna.co.kr