「ノート7」発火 韓国政府調査の結果発表へ
「ノート7」発火 韓国政府調査の結果発表へ

≪サムスン電子が正式に発表≫ 韓国のサムスン電子は、昨年発火問題により生産・販売を打ち切ったスマートフォン「ギャラクシーノート7」についてバッテリーの欠陥を確認したと発表した。 20万台のギャラクシーノート7と3万個のバッテリーを用いて充電・放電実験を行い、実際に発生した焼損現象を再現した結果、バッテリーの欠陥が原因で同現象が起きたと結論付けた。 欠陥の原因分析に参加した米国とドイツの検証専門機関も、バッテリーの欠陥を発火原因に挙げた。 サムスン電子の高東真(コ・ドンジン)社長は「問題点を製品発売前に最終的にしっかり確認、検証できなかったことに責任を痛感する。品質最優先の経営体制を強化し、製品の安全性の革新を続ける」と述べた。 (2017年1月23日、聯合ニュース) (END)
【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子が発火問題により生産・販売を打ち切ったスマートフォン「ギャラクシーノート7」の発火原因について、政府の調査結果が早ければ今週中にも発表される予定だ。
韓国産業通商資源部と韓国産業技術試験院(KTL)によると、KTLはサムスン電子が行った調査とは別に実施したギャラクシーノート7の事故調査を終え、21日に同部傘下の国家技術標準院に最終報告書を提出した。
KTLの関係者は「ギャラクシーノート7の発火問題と関連してタスクフォース(特別チーム)を結成し、発火事故の原因について多角的に調査を行った」とし、「国家技術標準院の最終検討を経て発表する見通しだ」と述べた。
周亨煥(チュ・ヒョンファン)産業通商資源部長官は記者の取材に対し「事故原因と合わせ、事態が再発しないよう対策を設けて早ければ今週末、遅くとも旧正月連休明けの2月初めには発表したい」と述べた。
発表される内容については「まだ確定していない状態であり、予断をもって発言するのは控えたい」として明言を避けた。
ynhrm@yna.co.kr