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米軍が本土戦力を韓国に循環配備へ トランプ政権では初

記事一覧 2017.02.01 09:29

【ソウル聯合ニュース】米太平洋空軍司令部が日本時間の1日、米本土にあるF16戦闘機(ファイティングファルコン)12機と約200人の兵力を2月中に韓国の烏山空軍基地に展開する計画を明らかにした。トランプ新政権はマティス国防長官の韓国訪問発表に合わせ、政権発足後初めて本土戦力の韓国への循環配備を明らかにすることで、北朝鮮の軍事的な脅威に対抗する意志を明確に打ち出したといえる。

米軍のF16戦闘機(米第7空軍提供)=(聯合ニュース)

米軍のF16戦闘機(米第7空軍提供)=(聯合ニュース)

 今回循環配備されるF16は向こう6~9カ月間、韓国空軍との合同作戦能力を点検し、北朝鮮の挑発を抑止する任務を担う。昨年4月に米本土から烏山基地に配備された12機のF16は別の場所に配備されるため、在韓米空軍が運用するF16の数は変わらない。同機は在韓米空軍の主力戦闘機として、現在3大隊の約60機が配備されているもようだ。

 太平洋空軍司令部は2004年からF16などを定期的に韓国に配備してきた。北朝鮮の脅威に対抗し域内の安定を維持するという米軍の意志を示すと同時に、韓米連合作戦能力の向上を図ることが狙いだ。

 一方、マティス長官は2日に来韓する。翌日に韓民求(ハン・ミング)国防部長官との初の国防相会談に臨み、北朝鮮の核やミサイルなど軍事的な脅威に対する堅固な連合防衛体制の確立案を話し合う。米軍の戦略兵器を韓国に常時、循環配備する問題も主要議題として取り上げるとされる。

mgk1202@yna.co.kr

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