米国防長官が来韓 韓国大統領代行ら表敬へ
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2017.02.02 14:10
【ソウル聯合ニュース】米国のマティス国防長官が2日、韓国を訪問した。韓国国防部関係者によると、マティス氏は午後0時半ごろ専用機でソウル南方の在韓米軍烏山空軍基地に到着後、ソウル・竜山にある在韓米軍司令部を訪れた。トランプ政権発足後、米国防長官の海外訪問は初めて。
マティス氏は在韓米軍のブルックス司令官(韓米連合軍司令官兼務)から、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射準備が最終段階にあると主張するなど挑発を続ける北朝鮮の動向をはじめ、朝鮮半島の安全保障情勢に関する報告を受けたもようだ。
続いて韓国の黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行首相と金寛鎮(キム・グァンジン)青瓦台(大統領府)国家安保室長を表敬する。午後にはソウル市内のホテルで国防部の韓民求(ハン・ミング)長官が主催する夕食会に出席する予定だ。
3日には外交部の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官と会談後、国防部の韓長官とトランプ政権発足後初となる韓米国防相会談を行う。会談では高まり続ける北朝鮮の核・ミサイル脅威について意見を交換し、韓米同盟による効果的な対応策や対北朝鮮政策の協力策について協議する。
ikasumi@yna.co.kr