Go to Contents Go to Navigation

ロシアもTHAAD反対姿勢 駐韓大使が発言

記事一覧 2017.02.03 16:58

【ソウル聯合ニュース】ロシアのチモニン駐韓大使は3日、ソウル市内のロシア大使館で開いた記者懇談会で、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備決定に反対する姿勢を改めて示した。

チモニン駐韓ロシア大使=(聯合ニュース)

 チモニン大使は「THAAD配備は朝鮮半島の情勢や地域の平和確保と関連して危険な効果をもたらす可能性があり、平和の定着にも役立たないとみている」と述べた。

 ただ「THAAD配備が韓国とロシアの関係におよぼす(具体的な)影響については、今日は話さないようにしたい」とし、「まだTHAADが配備されておらず、我々が対立しないことを期待しているためだ」として具体的な言及は避けた。

 配備に反対する理由については、ロシアはTHAAD配備を米国のグローバルMD(ミサイル防御)の一環だと受け止めているとし、ロシアの安保に対する脅威だとの認識を示した。

 中国が、韓流コンテンツを締め出す「禁韓令」などですでにTHAAD配備への報復を行っているとの分析については「中国は強大国であり、自国の利害関係に符合する決定をするしかないだろう」と理解を示した。

 一方で、複雑な国際情勢においても基本的に韓国とロシアの経済協力関係は強化されると前向きに展望し、ユーラシア経済連合と韓国との自由貿易協定(FTA)締結についても肯定的な意見を述べた。

 韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾(罷免)の可否が問われている現在の状況が両国の関係に与える影響については、韓国内の複雑な政治状況により一部の経済プロジェクトの推進に遅れが出ているとした上で、両国の経済協力に大きな悪影響はないと語った。

 また北朝鮮との関係については、ロシアは国連決議に基づきあらゆる措置を取ろうとしており、北朝鮮との軍事・政治的協力を発展させていないとしながらも、制裁措置が北朝鮮との対話の可能性を排除したり妨害したりするものであってはならないとした。

 その上で北朝鮮核問題など、朝鮮半島の問題解決のために各国が協力して建設的な方法を模索すべきだとし、核問題の解決には6カ国協議がもっとも効率的で建設的だと強調した。

 トランプ米大統領就任後の米ロ関係改善の可能性と、これによるTHAAD配備受け入れの可能性については、「プーチン大統領とトランプ大統領の電話会談を通じて関係改善の見通しが確認できた」とする一方、「THAAD配備についてはいかなる場合でも否定的だ」と断言した。

ynhrm@yna.co.kr

注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。