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サムスン「ノート7」発火受け バッテリー安全対策発表=韓国

記事一覧 2017.02.06 15:04

サムスン「ノート7」発火受け バッテリー安全対策発表=韓国

サムスン「ノート7」発火原因は?
サムスン「ノート7」発火原因は?

韓国のサムスン電子が発火問題により生産・販売を打ち切ったスマートフォン「ギャラクシーノート7」の発火原因を発表し、バッテリーに欠陥があったことを明らかにした。記者会見する高東真(コ・ドンジン)無線事業部長(社長)=23日、ソウル(聯合ニュース)
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【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部の国家技術標準院は6日、スマートフォンのバッテリーに関する政府レベルでの安全管理対策を発表した。サムスン電子が生産・販売を打ち切った「ギャラクシーノート7」の発火事故の原因がバッテリー欠陥によるものと確認されたことを受けての措置。

ギャラクシーノート7=(AP=聯合ニュース)

ギャラクシーノート7=(AP=聯合ニュース)

サムスン「ノート7」の交換・払い戻し開始
サムスン「ノート7」の交換・払い戻し開始

サムスン電子は発火事故が相次いだことを受け、生産・販売の打ち切りを決めた新型スマートフォン「ギャラクシーノート7」の交換や購入代金の払い戻しを開始した。年末まで行われる=13日、ソウル(聯合ニュース)
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 国家技術標準院は「スマートフォン安全管理改善対策」を発表し、新技術が適用され市場での安全性評価が進められている一部のバッテリーに対し5年間の安全認証を実施する方針を示した。

広告も撤去
広告も撤去

サムスン電子が生産・販売打ち切りを発表した最新スマートフォン「ギャラクシーノート7」の広告ポスターを撤去するソウル市内のスマホ販売店店員=12日、ソウル(聯合ニュース)
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 現行のバッテリーは安全確認の対象電気用品として大量生産される前の段階で安全基準試験のみを実施するが、安全認証対象になると2年ごとに工場での審査を受けなければならない。

 国家技術標準院がスマホのバッテリーの安全管理レベルを引き上げたのは、ギャラクシーノート7の発火事故の原因がバッテリーの製造工程で不良品が発生したことによるものと判断したためだ。

サムスン「ノート7」 生産を一時中断
サムスン「ノート7」 生産を一時中断

サムスン電子が最新スマートフォン「ギャラクシーノート7」の生産を一時中断したことが、同社の協力会社関係者の話で分かった。先月末から再び発火事故に関する報告が相次いでいることを受けた措置とみられる。ソウルのサムスン電子社屋の広報館に展示されている「ギャラクシーノート7」=10日、ソウル(聯合ニュース)
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 同院が韓国産業技術試験院(KTL)に依頼して事故原因を調査した結果、バッテリーのつなぎ目の問題や絶縁テープの不備など製造工程での原因が複合的に作用し発火を引き起こした可能性が高いと結論付けられた。

 これにより、実際に製品が生産される際に工程上の不備がないか検証するため、5年間の安全認証対象に携帯電話のバッテリーを含めることにした。

 技術革新の過程にある製品を、安全性が確保されるまで安全認証の対象に含めるのは今回が初めてだ。

 国家技術標準院は今年10月までに携帯電話のバッテリーを認証対象品目に追加するため、電気生活用品安全法の施行規則を改正する予定だ。 

ynhrm@yna.co.kr

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