来韓中の民団団長「少女像移転してほしい」
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2017.02.06 16:45

旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する少女像が設置された釜山の日本総領事館前の歩道を管理する釜山市東区の朴三碩(パク・サムソク)区長が像に黙礼している。朴氏は昨年12月28日、市民団体が設置した少女像を撤去し、非難の声が強まり、一転して設置を認めた=19日、釜山(聯合ニュース)
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【ソウル聯合ニュース】来韓中の呉公太(オ・ゴンテ)在日本大韓民国民団(民団)中央本部団長は6日、韓国の市民団体が南東部・釜山の日本総領事館前に設置した旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する少女像について、「(別の場所に)移転してほしい」と話した。尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官との面会前に記者団から少女像に関する質問を受け、答えた。

韓国・釜山の日本総領事館前に市民団体が設置した旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する少女像を訪れる市民が相次いでいる。像をめぐっては日本政府が対抗措置として長嶺安政大使の一時帰国を発表するなど、両国の外交問題として浮上している。娘に像の意味について説明する市民=8日、釜山(聯合ニュース)
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面会は民団側が要請したもので、呉氏ら民団代表団が韓日関係に関する意見を伝える場になるという。民団はこれまで、2015年末の慰安婦問題をめぐる韓日合意を踏まえ、この像の撤去を主張してきた。
yugiri@yna.co.kr