サムスン「ギアVR」 昨年の世界シェア72%=米調査会社
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2017.02.09 11:00
【ソウル聯合ニュース】米調査会社のスーパーデータは9日、スマートフォン(スマホ)を装着して使用する韓国・サムスン電子の仮想現実(VR)ヘッドセット「ギアVR」が昨年、市場に451万台供給されたと明らかにした。世界で販売されたVR端末(630万台)の71.6%を占め、断トツのシェア1位となった。
昨年はVR端末が本格的に普及し始めた年だった。サムスン電子は2015年11月、米フェイスブック子会社のVR端末メーカー、オキュラスと共同開発したギアVRを99ドル(約1万1000円)という手ごろな価格で売り出し、人気を集めた。
昨年3月には、自社のスマホ「ギャラクシーS7」「ギャラクシーS7エッジ」を事前予約した人全員にギアVRを無料でプレゼントするというキャンペーンを打った。
スマホ「ギャラクシーノート7」を発売した昨年8月には、新型ギアVRを売り出した。レンズの直径を広げ、視野角を拡大し、めまいを起こさずにより長くリアルな映像を楽しめる製品として関心を集めた。
一方、ギアVRに続き販売が多かったVR端末は、ソニーのゲーム機とつなげて使う「プレイステーションVR」(PS VR)で、昨年は75万台売れシェア12.5%を占めた。
tnak51@yna.co.kr