Go to Contents Go to Navigation

大企業6割が増収増益 ネイバーなど2桁増=韓国

記事一覧 2017.02.13 14:00

【ソウル聯合ニュース】企業情報などを提供する韓国のウェブサイト、CEOスコアは13日、韓国の時価総額上位100社の昨年の実績が前年に比べ改善されたと明らかにした。

韓国企業のイメージ=(聯合ニュースTV提供)

韓国企業のイメージ=(聯合ニュースTV提供)

 韓国の上位100社のうち、今月10日までに発表された75社の連結財務諸表における暫定実績を集計した結果、売上高の合計は1344兆1074億ウォン(約133兆4900億円)、営業利益の合計は111兆1037億ウォンだった。

 売上高は前年比1.7%増加し、営業利益は12.4%増加した。

 企業別にみると売り上げが増加した企業が58社(77.3%)、営業利益が増加した企業は52社(69.3%)だった。

 このうち、売上高と営業利益がともに伸びた企業は44社で、全体の58.7%だった。10社中6社は売り上げと営業利益という「二兎」を得るのに成功したといえる。

 ポータルサイトのネイバー、生活用品のLG生活健康などの企業は、売上高・営業利益がともに2桁台の増加率を記録した。

 韓国で時価総額1位のサムスン電子も、昨年は売上(0.6%増)、営業利益(10.7%増)とも増加した。

 一方、売上高が減少し営業利益が増えた不況型黒字企業は全体の10.7%となる8社だった。

 代表的な企業は鉄鋼大手のポスコだ。同社の昨年の売上高は53兆835億ウォンで8.8%減少したが、営業利益は18.0%増の2兆8443億ウォンを記録した。

 造船大手の現代重工業も昨年の売上高が39兆3173億ウォンと15.0%減少したにもかかわらず、大規模なリストラにより1兆6419億ウォンの黒字転換に成功した。エネルギー大手のSKイノベーション、電機大手のLG電子なども不況型黒字企業に属する。

 そのほか、売り上げが増加した半面、営業利益は減少した企業は大宇建設など14社(18.7%)で、売上高・営業利益ともに減少した企業は半導体大手のSKハイニックス、通信大手のSKテレコムなど9社(12.0%)だった。

 業種別の売上増加率は、証券が21.3%で最も高く、生活用品(16.3%)、銀行(15.2%)、サービス(12.9%)、食品(11.2%)と全て2桁台の増加率を記録した。

 一方で製薬(マイナス16.4%)、造船・機械・設備(マイナス9.1%)、石油化学(マイナス7.3%)、商社(マイナス5.9%)、鉄鋼(マイナス4.4%)、IT・電気電子(マイナス1.2%)は前年に比べ売上高が減少した。

 営業利益の増加率は石油化学が49.3%と最も高く、サービス(26.0%)、生活用品(18.7%)、銀行(16.5%)、金融(12.2%)が後に続いた。

 証券(マイナス25.6%)、建設・建設資材(マイナス21.0%)、商社(マイナス13.7%)、自動車・自動車部品(マイナス6.5%)は営業利益減少により苦戦した。

ynhrm@yna.co.kr

注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。