韓国特別検察 サムスントップの逮捕状を再請求
韓国特別検察 サムスントップの逮捕状を再請求

朴槿恵(パク・クネ)大統領が絡む疑惑と親友の崔順実(チェ・スンシル)被告の国政介入事件に絡み、贈賄などの疑いを持たれているサムスングループの事実上のトップ、李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長が特別検察官の捜査チームからの聴取を終えて特別捜査官事務所を後にした。13日の午前9時半ごろ出頭した李氏は14日未明まで15時間以上、聴取を受けた=14日、ソウル(聯合ニュース)
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【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が絡む疑惑と親友の崔順実(チェ・スンシル)被告の国政介入事件を調べる特別検察官チームは14日、サムスングループの事実上のトップ、李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長に対し、朴大統領に巨額の賄賂を提供し、会社の金を横領した容疑で逮捕状を再請求した。

韓国最大の財閥・サムスングループの事実上のトップ、李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長が13日午前、朴槿恵(パク・クネ)大統領が絡む疑惑と親友の崔順実(チェ・スンシル)被告の国政介入事件を調べている特別検察官の事務所に出頭した。特別検察官の捜査チームは先月12日に李氏を聴取した後、同氏の逮捕状を請求したが、裁判所に請求を退けられた。その後も贈賄容疑などの裏付け捜査を進めてきた。週内に逮捕状を再請求するかどうか決める方針だ=13日、ソウル(聯合ニュース)
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サムスングループ傘下のサムスン物産と第一毛織の合併にサムスン物産大株主で政府所管の国民年金公団が賛成したのは、サムスンの系列会社が崔被告側の法人に資金を提供したことに対する見返りだったと捜査チームはみている。
捜査チームは李副会長の別の容疑も追加した。サムスングループ傘下のサムスン物産と第一毛織の合併後、新規のグループ会社間出資の解消に関し公正取引委員会がサムスン側に便宜を図った疑いや、馬術選手だった崔被告の娘が使う馬の購入をサムスンが支援したという疑いなどだ。
csi@yna.co.kr