正恩氏側近 故金総書記関連行事に姿見せず
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2017.02.16 14:39
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部は16日、故金正日(キム・ジョンイル)総書記の生誕75年を迎え、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が故金日成(キム・イルソン)主席と金総書記の遺体が安置されている平壌の錦繍山太陽宮殿を参拝した際、側近の崔竜海(チェ・リョンヘ)党副委員長が姿を見せなかったことについて、「身辺異変説に言及するのは性急だ」との見解を示した。
統一部の当局者はメディア向けの記者会見で、崔氏が15日に開かれた金総書記生誕75年中央報告大会に続き参拝行事にも登場しなかった背景について問われると、崔氏は昨年も行事に参加しなかったと答えた上で、「2月1日の行事には出席した」として、身辺に異変が起こった可能性は低いとの見方を示した。
金委員長は15日に平壌体育館で党・政・軍の高官が参加して開かれた中央報告大会に出席したのに続き、16日には黄炳誓(ファン・ビョンソ)軍総政治局長や金己男(キム・ギナム)党副委員長、崔泰福(チェ・テボク)最高人民会議(国会に相当)議長らを伴い錦繍山太陽宮殿を参拝した。
ynhrm@yna.co.kr