正男氏暗殺 新種類の毒物か＝現地専門家
正男氏暗殺 新種類の毒物か＝現地専門家
北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男（キム・ジョンナム）氏を殺害した犯人とみられる女の姿。マレーシア・クアラルンプールの空港の監視カメラが捉えた画像を現地メディアが報じた。正男氏を襲った後、タクシーで逃亡する直前の姿とみられるという＝１５日、ソウル（Ｍａｌａｙ Ｍａｉｌ＝聯合ニュース）
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【クアラルンプール聯合ニュース】北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男（キム・ジョンナム）氏がマレーシアで殺害された事件で、現地の英字紙「ザ・スター」は１９日付で、匿名を求めた現地トップクラスの毒物学者の話として、「犯人らは通常的な化学物質を使っていないはず。新たな種類の化学物質の可能性が疑われる」と報じた。
韓国の政府消息筋は１４日、北朝鮮の故金正日（キム・ジョンイル）総書記の長男で、金正恩（キム・ジョンウン）朝鮮労働党委員長の異母兄である正男（ジョンナム）氏が１３日午前（現地時間）、マレーシアで殺害されたと明らかにした。クアラルンプール空港で身元不明の女性２人に毒針で殺害されたとされる（資料写真）＝１５日、ソウル（聯合ニュース）
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韓国の政府消息筋は１４日、北朝鮮の故金正日（キム・ジョンイル）総書記の長男で、金正恩（キム・ジョンウン）朝鮮労働党委員長の異母兄である正男（ジョンナム）氏が１３日午前（現地時間）、マレーシアで殺害されたと明らかにした。クアラルンプール空港で身元不明の女性２人に毒針で殺害されたとされる。写真は正男氏が殺害されたとみられる場所（読者提供）＝１５日、ソウル（聯合ニュース）
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同学者はまた、「目的に合わせて特別に生産した、より効果的な化学物質を持っていた可能性が高い。複数の化学物質を混ぜた場合、種類の特定は一層難しくなる」と述べた。
マレーシア当局が金正男氏殺害事件と関連し、現地メディアの報道を事実上統制している中、同学者の発言は当局の解剖結果を反映したものだとする見方が出ている。当局は１５日に司法解剖を実施したが、まだ結果を発表していない。
csi@yna.co.kr
