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正男氏殺害に北朝鮮大使館職員ら関与 国際犯罪の疑い濃厚に

記事一覧 2017.02.22 18:02

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏が殺害された事件で、マレーシアの警察が22日、事件に関与しているとみられる人物に北朝鮮大使館と高麗航空の職員がいると明らかにしたことで、事件は北朝鮮政権が起こした組織犯罪である疑いが強まっている。

記者会見を開いたマレーシアの警察長官=22日、クアラルンプール(聯合ニュース)

 マレーシアの警察長官は同日の記者会見で、事件に関与したとみられる2人は北朝鮮大使館2等書記官のヒョン・グァンソンと高麗航空職員のキム・ウクイルだとし、「北朝鮮大使館に、書面を通じてこの2人との面会を要請した」と明らかにした。

 北朝鮮政府の指揮下にある在外公館所属の外交官が正男氏の殺害に関与したことが事実なら、金正恩政権が今回の事件の背後に存在することの直接的な証拠になる。 

 この事件を北朝鮮の「国際犯罪」と規定することができれば、2013年に北朝鮮が金委員長の叔父で北朝鮮ナンバー2だった張成沢(チャン・ソンテク)氏を処刑したと自ら公開した時以上に、国際社会が北朝鮮を非難する世論が高まるきっかけになると見込まれる。

 外交官が事件に介入した具体的な証拠が明らかになった場合、国際社会における北朝鮮の外交的立場に致命的な影響を与える可能性がある。

事件に関与しているとされる北朝鮮大使館の2等書記官=(聯合ニュース)

 北朝鮮はすでに、免責特権を持つ外交官の地位を悪用して違法な武器取引や営利活動などを行ってきたとして、国連安全保障理事会から在外公館の職員数を縮小するよう命じられる制裁も受けている。

 高麗航空も、北朝鮮唯一の国営航空会社として北朝鮮政府の統制下にある組織だ。

 特にマレーシアへの就航が途絶えて数年が経っていることから、高麗航空の職員が当地に滞在する理由について疑問の声が上がる。

 マレーシアは昨年8月に国連に提出した安保理北朝鮮制裁決議の履行報告書で、北朝鮮航空機の離着陸と領空通過を禁止しているとした上で「高麗航空のクアラルンプールの最後への飛行便は14年6月8日だった」としている。

 マレーシアの警察長官が記者会見で公開した写真資料については現段階で具体的なことは分かっていないが、長官は「我々は彼ら(マレーシア当局が特定した北朝鮮国籍者7人)に対して捜査への協力を要求する理由と根拠を持っている」として、事件に関連した証拠をつかんだことを示唆した。

ynhrm@yna.co.kr

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