サムスン電子 1億円以上の寄付金提供に取締役会の承認義務化
記事一覧
2017.02.24 10:19
【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子は24日の取締役会で、10億ウォン(約1億円)以上の寄付金や支援金、拠出金を提供するときは必ず取締役会の承認を得ることを決めた。サムスングループのほかの系列会社も同様の措置を導入すると見込まれる。
サムスンは朴槿恵(パク・クネ)大統領の親友、崔順実(チェ・スンシル)被告が実質支配した2財団に大企業のうちで最も多い204億ウォンを拠出するなどし、グループの事実上のトップでサムスン電子副会長の李在鎔(イ・ジェヨン)容疑者が贈賄容疑などで今月逮捕された。取締役会の決定は、今後、同様の事態が起きるのを未然に防ぐための措置と受け止められる。
tnak51@yna.co.kr