トップ逮捕のサムスン 崔志成副会長と張忠基社長の辞任も
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2017.02.24 18:08
【ソウル聯合ニュース】韓国サムスングループの司令塔となる未来戦略室の崔志成(チェ・ジソン)室長(副会長)と張忠基(チャン・チュンギ)次長(社長)が辞任する可能性が高いことが24日、分かった。
両氏は、事実上のグループトップでサムスン電子副会長の李在鎔(イ・ジェヨン)容疑者が朴槿恵(パク・クネ)大統領側への贈賄容疑などで逮捕されたことを受け、責任を取り辞任する意向を示してきたとされる。
朴大統領の疑惑などを調べる特別検察官の捜査チームは、近く李容疑者を起訴するとともに、崔氏や張氏を起訴するかどうか決定する方針だ。
特別検察官が28日に捜査を終了すれば、サムスンは3月中に未来戦略室を解体する予定にしている。これに合わせて崔氏と張氏が正式に辞表を提出する可能性が高いという。
ただ、サムスンの関係者は「崔副会長と張社長が辞意を表明したかどうかは確認されていない。未来戦略室の解体を含めた刷新案を発表する際に2人の去就も決定されるだろう」と伝えた。
サムスンの「ナンバー2」と呼ばれる崔氏は、サムスン電子の代表取締役社長と副会長を経て2012年から未来戦略室を率いてきた。また張氏はグループの対外業務を総括している。
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